最近、妊活で通ってくださっている方の中で、
とても嬉しい出来事が続きました。

40代で妊活をされているPCOSを基礎疾患として抱えるお二人が、
それぞれ妊娠されたのです。

妊活の現場にいると、
年齢や診断名に不安を感じながら
頑張っている方がとても多いことを感じます。

だからこそ今回の出来事は、
私にとってもとても印象深いものでした。

※PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、卵巣の中に小さな卵胞がいくつもできることで、排卵のリズムが乱れやすくなる状態です。生理周期が不安定になったり排卵が起こりにくいこともあり、妊活をしている方の中でもよく見られる体質のひとつです。
当院の通院理由としてもダントツに多いです。

また、病院で診断されていなくても
検査データを見るとその状態に近くなっているタイプの方も多くいらっしゃいます。

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体外受精からステップダウンしての妊娠

お一人は、二人目不妊で通われている方。

一人目の妊娠のときから通院してくださっている方で、
これまで体外受精にも取り組まれましたが、何度か流産を経験されていました。

今回は少し治療のペースを変え、
体外受精からステップダウンして
人工授精にチャレンジされた初回で妊娠。

ここで改めて感じたのは、
基礎体温の情報の大切さでした。

久しぶりに基礎体温表をじっくり見直したとき、
一つ気になったことがありました。

それは

低温期の体温が少し高いこと。



このあと無事ご懐妊

東洋医学的に見ると、
これは体の中に熱がこもりやすい状態とも考えられます。

熱がこもると血流がスムーズに巡りにくくなり、
子宮内膜が薄くなることもあります。

そこで今回は、
体を温めるだけではなく

【体にこもった熱を散らす治療】

をプラスしました。

結果として、
その周期で妊娠につながりました。

やはり基礎体温は、
体の状態を知るためのとても大切な情報だと
改めて感じた出来事でした。

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44歳での妊娠
もうお一人は44歳の方。

通院当初は
基礎体温は多少波はありました。
じっくり治療に通ってくださる中で
ここ最近の基礎体温は整ってきていました。


このあと年明けにご懐妊報告

ただ、やはりここでぶつかる壁は
40代になると急激に上昇する流産率。
彼女も
何度か流産を経験されていました。

以下は一般的な年齢ごとの流産率です。

年齢       流産率
20代      約10〜15%
30〜34歳   約15〜20%
35〜39歳   約20〜25%
40歳以上    約40%前後


妊娠する力はあるけれど、
継続することが難しい。

そんな状態でした。

体を整えることを続けながら
じっくりと妊活に向き合われてきましたが、

今回妊娠され、
現在はつわりの真っ只中であと少しで安定期。

順調に妊娠を継続されています。

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妊活で大切だと思っていること

妊娠は結果ですが、
その前には必ず

体の変化のプロセス

があります。

基礎体温
体の冷え
血流
ホルモンのリズム

一つひとつを丁寧に見ていくことで、
体は少しずつ整っていきます。

最近では初診で泣いてしまうくらい
追い詰められている方もいらっしゃいます。

でも臨床の中で、
体が変わっていく過程を
私は何度も見てきました。

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これから

妊娠はゴールではなく、
ここから赤ちゃんを育てていく時間が始まります。

お腹の中で元気に育つように。
そして、出産後の子育てが少しでも楽になるように。

妊活をしていると、
年齢や診断名だけを見て
「もう難しいのかもしれない」と感じてしまうこともあると思います。

でも実際の臨床では、
基礎体温や体の状態を丁寧に見ていくことで、
まだできることが見えてくるケースも少なくありません。

もし今、妊活について悩んでいることがあれば、
一度ご自身の基礎体温表を持ってご相談ください。

基礎体温をつける事が難しいと感じていても大丈夫です。是非そこから伴走させてください。

体の状態を一緒に整理させてもらいながら、
これからできることを考えていけたらと思います。

投稿者プロフィール

川畠 裕子
川畠 裕子桜木鍼灸治療院 院長
「治す」より、「整える」
桜木鍼灸治療院が大切にしているのは、症状だけを見るのではなく
東洋医学の考えをもとに、「なぜ不調が起きているのか」
をあなたのからだ全体のバランスに目を向けること。
一緒に探りながら、根本からの改善を目指します。